Layers

Colorful alienation – カラフルな疎外感, Art Space NIJI @ Kyoto, 2013
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記憶とはなにか? 2kw 58 @ Osaka, 2012
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一人になったとき、ふっと情景が浮かびます。自分の実体験の記憶でない、しかし脳裏に鮮明に浮かび上がるイメージ。ある一人の男の人生の回顧のような、その人が自分の前世であったかもしれない記憶にもとづいて、浮かび上がるイメージを、一つ一つ描いてゆきます。
同時にこれらの記憶は今まで見た映画や文学の中から作られたものであるのではという、記憶と体験に対する問いかけでもあります。
これらのイメージは写真に取ることは不可能であり、描くことにより、過去の記憶はまた、この現実とのつながりとして目の前に表現されます。
次々と浮かび上がるさまざまな記憶をひとつの絵画として、またある男のひとつの人生として、この影のようなイメージに光をあててみたいと思います。

me, room and cabinet, Fuji gallery @ Osaka, 2010
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私が生まれる前に亡くなった、祖父が撮りためていた昔の写真。
そこには、私の知らない記憶がある。子供のころのがらくたなどと合わせて、断片的な記憶のかけらをレーヤーのビニールの上に描いた。
向うの記憶は薄くなる。レーヤーの間はすりぬけられる。

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